はじめに
学校を卒業してから就職、これからどうなりたいかを見つめ直すためにも経験してきたことを一度整理してみました。ありのままを書いています。
専門学校時代
高校卒業後には地元のゲーム系専門学校の2年コースに入りました。
プログラムを学ぶコースで入りました。
10時開始で、16時までプログラムの授業、20時まで残って勉強ができる形の学校でした。夏休みは1週間、冬休みも1週間?
私は毎日20時まで学校に残りプログラムをひたすら学んでゲーム制作をしていました。在籍中、1日だけ16時に帰ったことがあります。(テストの日の後だったと思います)
「早く帰れよ。」って先生に言われる日々でした。
他にも数名、残って一緒に勉強していました。
授業のペースはゆっくりだったので、教科書を見て、次々にすすめていきました。
パソコンの電源の入れ方を知らない状態で入学しましたが、入学1週間後にはVisual Basicで絵を置いて、ブロック崩しが作れるようになりました。
VisualBasicを2週間、学んだあとはC言語の勉強を行いました。
ポインタの使い方や、Windowsプログラムを学びC言語でゲームが作れるようになりました。ロックマンみたいなゲームを作り、その後、DirectXを勉強し、卒業制作を開始しました。
※卒業制作 = 就職活動に使用する作品作り
卒業制作
就活応募用に作成したもの
・アニメーションエディタ
・3D対戦もの
プログラムのアピール部分として、自作のスクリプト処理を実装しました。
当時好きだったゲームを真似たくて学んでいました。
就活
2年に入って会社に応募を開始し、7月くらいに内定を頂きました。
内定後は、会社から頂いた課題でJavaの勉強しアプリを作成しました。
卒業前に就職先の会社で見習いとして働いていました。
6社応募し、5社は書類選考を通過しました。
面接には行ったものの最初の数社は緊張して上手く話せませんでした。
学費
2年で200万ほどの金額だったと思います。
教科書も学校オリジナルの内容で、今思い返すと学費高い!教科書微妙や!
って感じますが、先生は質問にしっかりと答えて頂けて、作り方の相談にも乗って頂けてとても良いところだったと考えています。
学校に行かせてくれてありがとう。っと両親に恩返ししていっております。
専門学校の就職率
専門学校入学当時は100名いかないくらいの方がいたと思うのですが、最終的にゲーム会社に就職したのは5名、15名がエンジニア系の会社に就職しました。
学校によるところもあると思いますが、80%の方は就職できておりません。
真面目に2年間勉強すれば、就職は可能です。授業の内容だけ聞いていた、課題も最低限でやった方々が就職できていません。
ゲーム会社に就職
東京のゲーム会社に就職できました。
はじめはモバイルアプリ開発から始まり、アミューズメント機器、コンシューマタイトル開発(Switch, PS4)に携わりました。
忙しいときは3週間会社に泊まり込みで働いていました。
2日寝ないと、意識が飛ぶこともあります。
今考えれば効率悪!寝ろ!と一蹴してやりたいです。
一人で開発することもあれば、チームで開発することもあります。
メインプログラマー、リードプログラマーとしてやらせて頂くこともありました。
ファミ通のレビューや記事に載れば嬉しいですし、店頭で人が買う姿を覗いたりもしました。
ただ、自分が作りたいものが作れることは稀です!
仕事の開発で疲れ、仕事だけの日々が何年も続きました。
そして今
専門学校に入った日に考えていたのは、 自作ゲームを出して皆に遊んで貰いたいです。
残念ながら、遊んで欲しかった仲の良かった学生時代からの友人は病気で亡くなってしまいました。
今は転職し、自分の時間を捻出できる形で働いています。
切磋琢磨できる制作仲間もいます。
負けじと今日も頑張る!
おわりに
ゲーム会社での制作は大変ですが、学ぶべきことが非常にあります。
自分がやりたいと思ったなら、何事も一度は全力で挑戦してみても良いと思います。
過去の自分・制作仲間に負けないように、今日もほどほどにやっていきます!