はじめに
GitHub Desktopを使用して、基本操作のリポジトリの作成、データの追加の方法をまとめました。開発のバージョン管理を行うことによって、開発途中で動かなくなった昨日の状態に戻したい、複数PC間での共有、複数人開発など、現在の開発ではバージョン管理は必須と考えています。触り始めの参考になりましたら幸いです。
現状(2020/4/18)ではヘルプは日本語版があるものの、ツールの日本語化対応はなさそうです。
※注意点
公開設定で購入したアセットを開示することは、 Asset Storeの規約に抵触します。
購入したアセットをGitに挙げる場合は必ず非公開の設定になるようにご注意ください。
GitHub Desktopのインストール
GitHub Desktopインストールは下記記事でまとめています。
GitHub Desktop 使い方
リポジトリの作成
Create a New Repository on your hard drive... を選択します。
リポジトリ設定
- Name ... リポジトリ名を指定します。一作品一リポジトリが分かりやすいと思います。公開、非公開はリポジトリ単位で設定します。
- Description ... リポジトリの説明を記載します。公開した場合どのようなリポジトリなのか説明になります。
- Local path ... リポジトリを作成するPC上のパスになります。添付画像の設定の場合は、C:\GitHub\TrialProject がPC上に作成されます。
- Git Ignore ... 何向けのリポジトリかの設定になります。Unityと設定した場合は、データをアップする際にUnityで保存、共有する必要がないファイルはアップされなくなります。特に指定がない場合はNoneを指定します。
- License ... 公開設定とした場合に、どのライセンスを適用されたリポジトリか指定します。非公開の場合はNoneのままで問題ありません。
設定後Create repositoryを選択します。
ここではまだ、PC上にフォルダが作成されたのみの状態となります。
Githubへ反映
Publish repository を選択します。
Keep this code private にチェックがある状態が、非公開設定となります。
内容を確認しPublish repositoryを選択します。
※この操作でGithubにデータが反映されます。
Githubへの反映確認はGitHubにアクセスしログインするとできます。
The world’s leading software development platform · GitHub
コミット(ファイルの追加・反映)
ファイルの配置
作成したリポジトリ以下にファイルを配置します。
下記画像はUnityで作成した場合の例になります。
コミット(データの追加)
左枠のチェック項目がコミット対象になります。
Summary(概要), Description(詳細)コメントを記載の上Commit to XXXXを選択します。
※Summaryは記載を行わないとコミットできません。
※この操作ではまだ、PC上で設定を変更しただけの状態です。
GitHubには反映されていません。
GitHubに反映
「Push origin」を選択します。
この操作で先ほどのコミットがGitHubに反映されます。
GitHub Desktopの機能紹介
リポジトリの削除
テスト用に作成したリポジトリや、必要なくなったリポジトリの削除を行う場合、GitHubから行います。
GitHubを開く
View on GitHubを選択します。
「Setting」を選択します。
Setting画面で一番下までスクロールしDelete this repositoryを選択します。
太字のパスを入力することで削除ボタンが押せるようになります。
GitHubのパスワードが確認が入る場合があります。
その場合はパスワードを入力し進行してください。
削除完了画面が表示されGitHub上から削除が行われました。
※この操作でPC上から削除されることはありません。
PC上から削除を行う場合は該当フォルダに行き削除を行ってください。
終わりに
記事をご確認頂きありがとう御座います。無料でバージョン管理が行えるのは非常に助かります。日々のバックアップや、特定の変更をやっぱり取り消したい。ブログを書いた際のソース公開など幅広く使えそうです。
下記記事を参考にさせて頂きました。